不思議な家と不思議な人生
不思議な家
不思議な家について、過去に書いています。
不思議なこの家については、それで終わりだと思っていました。
しかし、そうではなかった
元夫が亡くなって4年半になります。
その不思議な家を相続したのが次男。
そして、今、
なぜか、私と小さな息子と住んでいます。
人生とはいろいろとあるものですが、不思議です、2度と住むことなどないはずの家に住むことになっているのです。
自分の心が追いついていかないから、ブログに書いていこうと思いました。
しかし、次男から「家に住んでほしい」と話しがあってから、引っ越しをするかしないかを決めるまでに10日間ほどしか時間がありませんでした。
急展開な人生の方向転換と、それに伴ってのエピソードが多く、今はまだまだ言葉になりません。
人は、言葉にならないと辛く感じます。
言葉になりそうな「バラ」について書いてみようと思います。
生前の元夫は、私と離婚した後にバラを10年ほど育てていました。
元夫は「もうバラをやめるから」とバラの整理をし始めた頃に
私が、他の場所でバラを育て始めました。
今、夫がいない家で
私がバラを育て始めました。
元夫がなぜ、バラを育て始めたのか不思議に思っていましたが、
結婚して私たちが暮らしていた家で、バラを育てていたのは私でした。
もしかしたら、
私の植えたバラが始まりだったのかもしれません。
そう思うと寂しくなります。
重なることがない時間の中で、すれ違いながらバラを育てる元・夫婦。
どうせなら、同じ時間の中で、二人でバラを育ててみたかった。
そんな、感傷的な思いになるのも仕方ないですね。
バラってやっぱり素敵です
元夫が残したバラは地植えになっているものが何種類かありましたが、
生き残ったバラは画像の「つるバラ」だけでした。
このバラも、毎年「黒ほし病」が原因で全て葉を落としてしまう。
そして、また芽吹いても「黒ほし病」で全ての葉を落とすことなる。
そんな繰り返しで、もう絶えてしまいそうになっていたのを育ててみました。
細い枝がひょろりと伸びているだけの状態でした。
地植えで年数が経っていて、株が育っているから、病気対策だけしたら見事に咲きました。
クチュール・ローズ・チリアは、私のバラ・・・
夫なら、バラに蜂がくるのは嫌だったでしょうけど、
私は大歓迎 ♪
だんだんと、今の心境を綴れればと思っています。
どうして、私は今、この家にいるのだろうか・・・
そんな複雑で、不思議な人生に戸惑っています。