我らは野良猫である

人生の中で出会うなにか

気がついたら「地下牢」にいる気分

地下牢にいる気分

息子が受験したい高校があって、その高校がある土地へ引越しをして来てから1年と半年が経ちました。

息子は、念願の志望校へ入学し、新しい環境の中で頑張っています。

私は、どうなのかと言えば、あまり進歩がないのが現実。

そして、新しい環境に適応できないことに最近になって気がつきました。

小さなことでも、多くのことがストレスとなってしまっているようです。

新しい土地や環境に馴染めない、慣れない、と言うより「適応」できないと表現するとしっくりきます。

環境適応が難しい生物にでもなった気分です。

 

買い物や病院など日常的な外出さえ、出かけたくないし、出かけても目的地までの道路や景色さえ受け入れられなくて、気分は重くうんざりした気持ちになります。

土地柄の気候にさえストレスを感じます。

 

それでも、多少は楽しかったなとか、よかったなとか思う出来事もあるのですが、多くの時間がうんざりする毎日を過ごしています。

 

そんな環境を変えたくて、せめて自分好みのアパートへ引っ越したいと思っても、適応できないから引越しなど到底、無理な現実。

今住んでいる場所にさえ、安心できる場所にならないし、何となく嫌いだと感じています。

でも、環境を変えるための引越しさえできない。

 

何だか、地下牢にでも閉じ込められている気持ちになります。

 

地下牢からの脱出作戦 ①

ストレスが問題ならば、ストレスに対処できるようになっていく必要がありますが、今の私は、ストレスを適切に感じていないため、対処のしようがありません。

そこで、以前にやっていた「ストレスを書き出す」ことを始めました。

正直、何でまたこんなことしなきゃならないのかと、絶望感に襲われますが、以前にやって効果がある方法を知っているのだ、と肯定的に強引に考えるようにしています。

実際に、効果があったのですから。

 

ノートに、ただ「ストレスだ」と思うことを書き出していくんです。

読み返すことはありません。同じようなことをぐだぐだと毎日、書いてあるものを読み返すとそれこそウンザリするからです。

しかし、読み返す必要はなく、書き出すことを続けていくことが大切。

 

書いている内に、どの内容がストレスとして大きいのか小さいのかが感じられるようになってきて、①②③・・・というように番号が付けれるようになってきます。

 

そして、ストレス以外に、プラスの感情も書けるようになってくるんです。

更にその先では、ストレスにどう対処するかを考えることができるようになるんですね。

 

以前、やっていただけに、先が長い作業に気が滅入りますが、地下牢に閉じ込められているような気持ちから脱出するために、やるしかない!

 

地下牢脱出作戦 ②

感情の浪費を減らすこと。

仕事は、肉体労働でもあるが、感情労働でもある。

仕事上での感情を使い過ぎないようにしたいと思っています。

もちろん、必要な場面では感情は使いますが、それ以外のことは深く考えないように心がけたいです。

仕事を継続させていくためにも、気にしない気にしない、考えるな、感情は必要最低限にしろ、と言い聞かせて時間稼ぎしていくしかありません。

これらも、できる自信なんてゼロに近いけど、地下牢から脱出したいです。

 

地下牢脱出作戦 ③ 息子編

県で一位、二位を争う難関高校へ入学した息子。

それを応援することに力を使い果たし、合格発表の日にはバーンアウトも経験しました。

息子は、息子の人生を歩み始めています。

寂しいです。

しかし、子供は自立し、社会へ返さなければなりません。

私の所有物ではないからです。

私は、私だけの時間を持とうと思います。

今は、大きなことはできない状態なので、とにかく小さなことでいいから、一人で何かをしようと思います。

遠くへ行くこともストレスを感じるので、近くの何処かの駐車場でもいいから、好きな飲み物を飲みながら、ただぼんやりしてくる、そんな小さな自分一人の時間を過ごすことから始めようと思っています。