我らは野良猫である

人生の中で出会うなにか

人間関係が希薄な土地での心配

心配

私の住んいるアパートの上の階のおばさんを最近見かけない。

このおばさんの息子さんは、東京で仕事をしていると聞いていた。

最近、その息子さんを時々見かけるから戻って来ているようだ。

見かけた時に持っている買い物袋には、一人分ほどの量しか入っていない。

おばさん、どうしたのかな。

 

最後に会ったときには、体調が悪いと話していた。

息子がなかなか帰ってこないから寂しいとも話していた。

あれから、1年近くが経つ。

 

とても心配に思うが、どうしようもない。

これが、以前住んでいた土地なら、適当な口実でも作って訪ねることができる。

しかし、今の土地では、人間関係の希薄さがある。知らない人に話しかければ不審者になってしまう土地柄。

それでも、古くから住んでいる地域住民なら、以前に住んでいた土地柄同様に住民同士の付き合いは大なり小なりあるだうが、アパート暮らしをしていると完全に地域とは関係がないし、同じアパートという理由では訪ねることなどできない。

 

本当に心配だ。

人間関係が希薄な土地でのもどかしさ。

心配に思うことが間違っているのか?とさえ思ってしまう。

地域性が違うと難しい。